かつて人間は、高品質のシューズも無く、舗装されていない道や野山を裸足で走っていました。裸足に限りなく近い足裏の感覚が研ぎすまされていたのです。ところが、この30年間でシューズの性能が格段に向上し、凹凸のほとんどないアスファルトだけを走るランナーは、地面から自然の息遣いを感じ取る力が鈍ってしまいました。
もう一度自分の感覚を取り戻して裸足に戻り自然に帰ってみませんか。今、自分の足はどんな状態なのか? あと何キロ走れるのか? 足が何かを語りかけてくれるかもしれません。
2010年5月、裸足ランニングの第一人者裸足王子こと吉野剛氏と裸足の素晴らしさに共鳴するメンバーによって「一般社団法人日本ベアフット・ランニング協会」を創設。裸足ランニングの普及活動を開始。
2011年9月に「裸足ランニングクラブ」を始動。代々木公園(織田フィールド)を中心とした毎週月曜日の裸足ランニングクラブ練習会、裸足ランイベント「裸足DE RUN!」等を開催することで多くのメディアに取り上げられ、注目を集めています。裸足ランニングクラブは2017年3月現在、全国各地9か所に拡大しております。
また、小学校への講習会やキッズ向けの裸足ランニング講座など裸足教育にも力を入れており、海外ではケニア・ニャフルルでケニア人ランナー育成キャンプ「HADASHI RUNNING CAMP」を運営しております。HADASHI RUNNING CAMP では日本人ランナーも受け入れており、現地でケニア人と日本人が一緒に裸足でトレーニングできる環境になっております。
裸足に関してはまだまだ未知数な部分もありますが、裸足ランニングの可能性を信じ、「裸足で怪我を防止できる」「裸足でより速く強くなることができる」「裸足でより楽しいライフスタイルの実現」等をモットーに活動しています。